美味しいと思って食べたらなんでも美味しいんだよ

まあ人の作ってくれたものはなんでも美味しいのは確かだけど自分で作ったものは旨いものもあるけど不味いものはまずいんだよなあ

まだ小学生の頃野球の練習に早朝自分でご飯を炊いて味噌汁作って出かけていたけど味がどうこうの記憶は全くなく子供の頃は御多分に漏れず癖のあるものは嫌いで特にふきが嫌いだった 混ぜご飯に細かく切ったふきが入っていると一つ一つ箸でつまんで避けて食べていたけど東京に出て下宿したところで出たふきを無理して食べていたら自然に食べれるようになり嫌いではなくなった まあ好き嫌いはわがままのなせることで食べ物に限らず勉強嫌いもわがままだからであり人の好き嫌いが激しいのもつまるところわがままのせいではないかと思える年になったのだ 三つ子のたましい百までと言うけど生まれつきわがままなのか何かが原因でわがままになったのか知らないけどこれまでを振り返って冷静に思えば人に迷惑かけ放題のわがままし放題の人生だった

結婚するまでは概ね外食で不健康な食生活をしていたけど思い出してみると満足に炊事ができる部屋に住んだことがなかったのだ 結婚してからはなぜか料理したことなかったんだ なんでしなかったかわからないけど思えば奥さんもあんまり料理するの好きでなかったゆうだから俺がやれば良かったのかなとも離婚してから思うけどまあそれが原因で離婚したわけではなく俺がわがままだからなんだ

わがままなのに結婚したら相手は迷惑だしわがままなのに子供を作ったら子供はめいわくなのだ