思えば親子というのは不思議なものであり難儀なものでもある

誰でもこの両親の子になりたいと思ってなるわけではないけどなってしまったのが運命なのか 運命の反対は偶然かと思ったら偶然の反対は運命では無く必然だって

では必然とはなにかと問えば必ずそうなる(はずの)こと だって

つまり必然は未来に起こることで運命は起こってしまったこと なのかな

今の両親の子に生まれたのは運命だからもう変えようがないけど

この両親の子になるはずというのはまだ生まれていないし交尾もしていないかもしれないからもしかしたら変えられるかもしれないという望みが感じられる

これって過去を変えることになるのかなあ でも今の両親の子以外でこの世に生まれる予定はないと言われたらどうするまさに運命はあなたの手の中に

運命に似たものに天命というのがあるがそれは置いて

結婚は失敗したと思えば離婚して結婚し直せばいいけど生まれた子はもう一度母の胎内に戻ることはできない なんぼ偉大な胎内でもそれは許さないだろう

もしそんなことが許されるなら

生まれた子が仕切り直しに母の胎内に戻り再び生まれるかそれとも自ら精子卵子を選び十月十日後生まれることを選択できるならまさに運命は変えられるのだ

やがて台頭する人工胎内に対抗し偉大な母の胎内はいずれそうなるはずだけどなあ

まあそうなったらなったで選択するのが大変だ