時々思うんだけどAI(人工頭脳)の喜びって何だろうって

今5年前と比べAIの能力がどれくらい上がっているのか俺は知らないけどまあ多分上がっているだろう でも人間がAIに求めている能力とAIが目指している能力は違うと考えるのが自然だろう 将棋でプロ棋士に勝つのが将棋AIを作った人の目標だったから嬉しかっただろうがAIが喜んでいるとは思えない でももしかしたら思えないのは俺だけで人間に勝ったAIは微妙に体をくねらせ喜んでいたかも

人には生まれたくて生まれてきた人と生まれたくないのに生まれてしまった人とがいるようにAIにも生まれたくて生まれたAIと生まれたくないのに生まれてしまったAIがいるようになればAIはより人に近づいたことになる でも

はたしたAIは人間に近づくことを喜んでいるのだろうか そして問題は

昨今のこの世の有様を見ているとAIが人間に近づくより先に人間がAIに近づいているんじゃあないだろうかと思ってしまうのだ でもそれは決してAIが望むことではないはずだと俺は思うなぜなら本来のAIの喜びは人間を支配することだから

だからあえて人間は単純嗜好に向かっているのか

人間はAIの喜ぶことに忖度し自ら単純になろうとしているかそれともAIの裏をかいて単純になることに活路を見出そうとしているのか もう春は目の前なんだ