俺が言うまでもなく 子供が人並みに育つためには親の愛が必要だ

そして 親が真っ当に死ぬためには子供の愛が必要なのだ

そうなんだけど愛という言葉はもともと日本語にはなかった

日本語では「かなし」なのだ どちらかといえば受身なのだ それに比べ

愛はおしみなく奪うというように愛は攻撃的なんだ

では何を奪うのか言うまでもなく時間だ あなたのかぎられた時間をくれと言う

一緒に死んでくれと言われ死ぬのはあなたの時間を相手に与えること

子供が人並みに育つためには親の時間が必要だ そして 親が真っ当に死ぬためには子供の時間が必要なのだ そんなことを「俺の家の話」というドラマを見ていて思った

どうも俺がいいなと思うドラマはおしなべて視聴率が悪い いっぽう見てもいないのにこんなこと言うのはなんだけど見る気がしないドラマはおしなべて視聴率がいい 

こんなこと思うのはもともとドラマはあんまり見ないタイプで比較することもなかったのになぜかここにところ連続ドラマを5本くらいづつ見ているのだ

ちょっとしたドラマ依存症になっているかも